ややレベル的に疑問符がつく牝馬クラシックに比べ、牡馬クラシックは充実している。特に今年はTF指数1位を分け合った2頭の力が傑出しているように感じる。馬連は久々に一点勝負といきたい。
その1頭は◎グランデッツァ。スプリングSの末脚はケタ違いで、2着馬に何もさせずに押し切った。3着以下はどんどん離れていく有様で、クラシックの主役を張るにふさわしい実力を見せた。
もう一頭は○ワールドエース。きさらぎ賞ですでにこの世代のトップにいることを証明したが、若葉Sでさらに小回りコースへもアジャストして見せた。
以上2頭で何でもない皐月賞。問題は馬連でいくらつくかである。もちろん競馬だから絶対はないが、5倍以上なら勝負。7倍つくなら大勝負と考えている。
あとは3着候補で、その筆頭は△ディープブリランテ。折り合いを欠く従来のレースしかできなくても、3着なら可能性は高い。
次に△ゴールドシップ。頭が高い走法でローテが割引材料だが、能力的には引けを取らない。
そして△アダムスピーク。弥生賞は内しか伸びない馬場と超スローペースに持ち味を殺されてしまった。弥生賞組で買うならこの馬だけでいいはずだ。
◎○2頭軸で△3頭を相手にした3連複が押さえ。◎○が1・2着のときの3連単がお楽しみ馬券だ。 |