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松本憲二

皐月賞(G1)

中山・日曜11R 芝2000m

中野秀幸 皐月賞(G1) 中山・日曜11R 芝2000m

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中野秀幸の見解

皐月賞

展望 展開予想・買い目>>

 出走各馬の追い切りを見て思ったのは、それぞれにいい動きをしているということ。ワールドエースはこれまで豪快さが目についていたが、今回のそれはどちらかといえば軽快さが印象に残った。長距離輸送や、ゲートなど課題がないわけではない。確かに危うさは感じるが、この馬の最大の魅力は恐ろしいまでの破壊力。前日にひと雨ありそうだが、レース当日には馬場も良くなりそうだ。良馬場なら末脚を使い切ると思う。

 晴雨を問わないグランデッツァ。自在に動ける機敏さも。トリッキーな中山コースをクリアしているアドバンテージもある。前走時の仕上がりも良かったが、2走目の今回は更に上積みが見込める。最外の枠に入ったが頭数こそ違え、前走のスプリングSでも大外枠だったし、外が伸びる馬場に変化しつつあるのも好都合。

 ディープブリランテの追い切りは折り合いがついていたこともあり、追い出されてからの反応が非常に良く見えた。メイショウカドマツとゼロスがともにハナを主張するような展開だとその直後で進めるこの馬には願ってもないこと。スムーズなら勝ち切れる能力の持ち主である。共同通信杯勝ち以来になるゴールドシップも好仕上がり。前走はチグハグなレースで力を出し切れなかったアダムスピークの反撃にも要注意。

   
展開予想

 五分に出ればゼロスのダッシュ力がメイショウカドマツを上回ると思うが、内と外に分かれた枠順を見ると強引にでもメイショウの方が行き切るのではないか。この後のグループにはトリップベールドインパクトディープブリランテアダムスピークといった馬達が続く。そこそこ速いめのペースでレースは進みそうで、この点はディープにとり不足のない展開が見込める。中位のグランデッツァをマークするようにワールドエースゴールドシップ。直線に入り、前の集団から一歩早く抜け出すグランデッツァに後続の各馬が殺到する。

馬単

9=18
9=6
18=6
9=14
18=14
9=2

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筆者イラスト
松本憲二
ケイバブック関東編集局
UHF・ラジオたんぱ解説
1943年9月生まれ
筆者イラスト
中野秀幸
ケイバブック関西編集局
KBS京都競馬中継解説
1944年12月生まれ