小回りコースでパワーを要する洋芝の2000ｍ。降級馬もいなくてハンデ戦、さらに有力馬に追い込み脚質の馬が揃ってはひと筋縄にはいかないだろう。大波乱もあるとみて 大穴候補の◎ヤマニンエルブから買ってみたいレース。脚部不安で長く休養して復帰後の内容は芳しくないが、元々はセントライト記念でも好走したくらいの能力を持っている実力馬。物静かな調教師が「今回は気合い乗りからしてこれまでとは全く違う。火曜日に函館に輸送して 到着後も異常はなかったし 金曜日に柴山騎手に跨ってもらったけどいいですね と言ってもらえた。これでダメなら……と思えるくらいの状態です」とハナ息を荒くしており、メイショウゾウセンより内枠なら単騎先行も叶うはず。買ってみる価値がありそう。「勝ってクイーンＳへ」と言っている○レインボーダリアと終い確実な▲タニノエポレットが強敵だが 大波乱まで見込んで相手は手広くいきたい。３連複がいいか……。

ここ３走は凡走が続いた◎リズミカルステップだが長く休んでいた影響があったのたろうし現級を勝ったのは芝の1200ｍで距離も長かったのだという印象。再度立て直されたこの中間はこれまでに比べて格段に動きが良く距離を短縮してブリンカーを装着。陣営からも勝負の気配がこぼれてきており狙うなら今回とみている。本線はこの夏降級した○ミヤジエムジエイと▲フローラルホール。追い切りで抜群の動きを見せた☆トルサードも52キロで芝1200ｍに挑戦ならおもしろい存在。△サトノディライトはある情報筋から勝てない理由を聞いたので△まで。良くて２〜３着なら押さえでいい。

体質が弱くてデビューが遅れはしたが稽古では常にいい動きを見せていて「初戦からイケそうです。このクラスで終わる馬ではないと思いますよ」と強気だった前走が８着だった◎マコトダンスボーイだが出遅れて４角でかなり外を回らされながらも目立つ伸びを見せた内容は評価できた。「まずは芝から」が合い言葉の日本競馬では能力を秘めていれば芝から使うのが常識だがそういった馬がダートに替わった際には積極的に狙うのがいい戦略。この馬も当初から「ダートの方がいい」とのことだったしソエで間は開いたが万全の状態に作ってから函館に送り出しており当然陣営は勝ち負けを期待している。今の未勝利ならおそらく素質上位のはず。相手は絞れば○サンライズクラウド▲レッドガルシア☆ナムラコンカーの３頭。以下△は押さえ。