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▼トニービン心臓マヒで急死

　93年にダービー馬ウイニングチケット、２冠牝馬ベガのクラシックホースを送り出し、94年のリーディングサイアーに輝いた種牡馬トニービン（18歳）が10日、午後５時頃、供用先の北海道勇払郡早来町の社台スタリオンステーションで急死した。当日も普段と変わりなく種付けを行っており、死因は心臓マヒと見られている。

　トニービンは３～６歳時に伊、仏、英、日で27戦15勝（Ｇ１６勝、Ｇ２２勝）。88年の凱旋門賞を制し、同年の欧州最強馬に選出された。92年に日本で種牡馬デビューし、ウイニングチケット、ベガの他にもノースフライト、サクラチトセオー、エアグルーヴなどのＧ1馬を輩出。重賞32勝（Ｇ１９勝）の輝かしい成績を残した。

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▼ボールドエンペラー乗馬に

　　98年のダービー２着馬で、現在、右前屈腱炎のため休養中のボールドエンペラー（牡６歳、栗東・中村均厩舎）が現役を引退することになった。今後は大分市の衛藤乗馬学校で乗用馬として余生を過ごす。通算成績は16戦２勝。97年のデイリー杯３歳Ｓ（Ｇ２）を制し、98年はダービーの他にも、きさらぎ賞（Ｇ３）、神戸新聞杯（Ｇ２）で２着した。
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▼瀬戸口調教師通算600勝！

　12日（日）の中京競馬第10Ｒでエイシンダンズビル（牡４歳）が１着となり、瀬戸口勉調教師（63歳、栗東）が昭和50年３月１日の開業以来5860戦目にしてＪＲＡ通算600勝を達成した。主な勝ち鞍は、オグリキャップの有馬記念（88、90年）、マイルＣＳ（89年）、安田記念（90年）、オグリローマンの桜花賞（94年）のＧ１級勝利を含む重賞29勝。

　瀬戸口師　通算600勝といってもひとつひとつの積み重ねの結果です。今週は３勝できましたが、調子のいい時はうまくいくものですね。これも関係者の皆さんのおかげです。これからも応援よろしくお願いします。

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▼ワールドクリークらドバイへ

　25日にドバイのナドアルシバ競馬場で行われる「ドバイワールドＣ」に出走するワールドクリーク(牡６歳、栗東・新井厩舎)、「ドバイシーマクラシック」に出走するゴーイングスズカ(牡８歳、栗東・橋田厩舎)、「ゴドルフィンマイル」に出走するタガノサイレンス(牡８歳、栗東・橋本厩舎)が12日11時55分に輸出検疫を終え美浦トレセンを出発、15時45分成田発のキャセイ・パシフィック航空ＣＸ００５便でドバイに向かった。したため、同レースを取り消した。

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▼◇新刊プレゼント◇　「サラブレッド･ビジネス」－－ラムタラと日本競馬

　　近代競馬は英国貴族の究極の遊び、「高貴な成金趣味」として誕生したが、現在では一攫千金も夢ではないビッグビジネスへと変貌を遂げている。巨大な富さえもたらすこのサラブレッドビジネスという競馬のひとつの側面を、名馬ラムタラの輸入を軸として描いた「サラブレッド・ビジネス－－ラムタラと日本競馬」（文春新書、江面弘也著、定価680円プラス税）が、株式会社文芸春秋から刊行された。この新書を関係者のご厚意により、本誌愛読者５名にプレゼントいたします。ご希望の方は官製ハガキで次の宛先まで。３月22日到着分まで有効。

　〒300－0424
　茨城県稲敷郡美浦村字受領915－13
　ケイバブック編集部　
　「サラブレッド・ビジネス」プレゼント係

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▼ブラックホークのテレカプレゼント

　昨年12月19日に中山競馬場で行われたスプリンターズＳ（ＧⅠ）を制したブラックホーク（牡７歳、美浦・国枝厩舎）の優勝記念テレカ（２枚組）が金子真人オーナーより、ファン５名の方にプレゼントされます。ご希望の方はハガキで下記宛先まで。応募は１名１枚。３月18日（土）消印まで有効。

　〒520－3047
　滋賀県栗太郡栗東町手原２丁目６番６号
　ケイバブック編集局

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