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◆美浦レポート



グラスワンダー盾出走に関しては流動的

 グラスワンダー(牡6歳、美浦・尾形厩舎)が8日、同厩のオメガストーリーと南Wコースで併せ馬を行ない、6ハロン79.2−63.5−49.9−36.9−12.8秒(馬ナリ)の時計を出した。時計はこの日で5本目、早い追い切りは今月2日の6ハロン79.7秒に次いで2本目になる。今季緒戦は日経賞か大阪杯のいずれかだが、そこに向けて順調そのもの。なお、天皇賞出走に関しては現在のところ流動的。

 尾形師 史上初のファン投票によるグランプリ4連覇を狙ってみたいので、今春の最大目標は宝塚記念。3200mの天皇賞から宝塚記念まで50日ぐらいしかないので、レース後の反動を考えるときついという気がするんです。ただ、天皇賞出走はまだ流動的で、はっきり回避と決まったわけではありません。今季の緒戦は日経賞か大阪杯のどちらかです。

 

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▼ダービー卿CT出走予定馬

 東京新聞杯の勝ち馬ダイワカーリアン(牡8歳、美浦・二ノ宮厩舎)の次走は、4月2日のダービー卿CT(中山、G3、芝1600m)に決まった。
 また、1月29日の銀嶺Sで2着に食い込んだシンコウスプレンダ(牡7歳、美浦・古賀史厩舎)も、当初の東風S出走プランを変更し、次はダービー卿CTの予定。

  更には、京都の石清水Sを快勝してオープン入りしたタイキトレジャー(牡5歳、美浦・藤沢和厩舎)も、このダービー卿CTを目標に調整が行なわれる。トレジャーは短期放牧からすでに戻り、Wコースで稽古を再開している。
 なお、高松宮記念に登録のある伊藤正厩舎所属のタイキブライドル(牡6歳)とディヴァインライト(牡6歳)もダービー卿CTに駒を進める模様。

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▼サウスヴィグラス次走はコーラルS

 先月のすばるSで2着となったサウスヴィグラス(牡5歳、美浦・高橋祥厩舎)の次走は、4月1日に阪神競馬場で行なわれるオープン特別のコーラルS(ダート1400m)に決まった。

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▼ノボジャック伏竜Sへ

 後続に7馬身差をつけ、東京のヒヤシンスSを圧勝したノボジャック(牡4歳、美浦・萩原厩舎)は、4月1日に行なわれる4歳オープン特別、伏竜S(中山、ダート1800m)に出走する。

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ホッカイルソー間に合えば日経賞へ

 美浦トレセンに帰厩後、ホッカイルソー(牡9歳、美浦・田中清厩舎)は順調に坂路で乗り込んでいるが、間に合えば3月26日の日経賞(中山、G2、芝2500m)が復帰緒戦となる模様。そうでない場合は、4月16日のオープン特別、エイプリルS(芝2000m)で戦列に戻る予定。また、中山記念で14着に敗れた同厩のシグナスヒーロー(牡9歳)は、日経賞で巻き返しを図る。

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レディチャーム休養へ

  新馬戦を楽勝して注目を集めていたレディチャーム(牝4歳、美浦・矢野進厩舎)が脚部不安のために戦列を離れることになった。9日の検査の結果、左前屈腱炎であることが判明したもの。11日ケイエイファームへ放牧に出されている。同馬は近親に仏名牝のトリプティクがいる良血。

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トヨヒメがソエで回避

  先週のアネモネSで有力視されていたスギノトヨヒメ(牝4歳、美浦・石毛厩舎)は、ソエのために同レース出走を回避した。

 石毛師 右前のソエ。9日には坂路で2本追えましたし、使えぬことはないのですが、大事をとり回避を決めました。抽選となりますが、桜花賞には登録します。

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