今週の重賞データCheck|ジャパンカップ,京阪杯,京都２歳Ｓの分析を無料公開中！

ジャパンカップ
京阪杯
京都２歳Ｓ

第34回ジャパンカップ（Ｇ１）

11月30日（日）　東京競馬場　芝2400ｍ

　１着賞金２億5000万円と国内最高額を誇る、国際招待競走・ジャパンＣ。その「国際招待競走」としては、以前に比べると超大物の来日こそ少なくなっているが、その分、日本馬がこの30年ほどの間に大幅にレベルアップ。海外の大レースを制する馬も見られるようになってきた。ジャパンＣの優勝馬でも、07年のアドマイヤムーンは同年のドバイデューティフリー（Ｇ１）勝ち馬。また、一昨年、昨年と連覇中のジェンティルドンナは、本年のドバイシーマクラシック（Ｇ１）を制した。今年のジャパンＣには、そのジェンティルドンナのほか、「世界ランキング１位」のジャスタウェイも参戦予定。果たしてどんな結果が待っているのか、過去の傾向を見てみよう。

写真：競馬ブック

安定の１番人気、外国馬なら人気馬だが……

　過去10年、１番人気は【4.3.2.1】と安定した成績。５番人気以内で合計【9.8.5.28】と優勝馬10頭中９頭、単勝オッズでみれば15倍未満で【9.8.7.30】となり、おおむねこのあたりまでが馬券候補の中心となる。３連単７万馬券を超えたのは11年、13年の２回だけで、この２回も２→６→14番人気、１→７→11番人気と、１～３着は上位人気から下位人気の順で決着。穴馬が１、２着を占めるような大波乱までは期待薄だ。
　なお、１番人気で馬券圏内を外したのは、11年の外国馬デインドリーム（６着）１頭。ただ、地方・外国馬の好走は04年のコスモバルク２番人気２着、05年のアルカセット３番人気１着、そして06年のウィジャボード３番人気３着と人気馬ばかりでもある。地方・外国馬トータルでは【1.1.1.48】連対率3.9％、日本馬は【9.9.9.88】連対率15.7％という成績からも、外国馬を買うにしても人気馬を少々にとどめるのが無難だ。

【人気別成績（過去10年）】
人気	成績	勝率	連対率	複勝率
1	4-3-2-1	40.0%	70.0%	90.0%
2	1-3-2-4	10.0%	40.0%	60.0%
3	2-0-1-7	20.0%	20.0%	30.0%
4	1-1-0-8	10.0%	20.0%	20.0%
5	1-1-0-8	10.0%	20.0%	20.0%
6	0-1-1-8	0.0%	10.0%	20.0%
7	0-1-1-8	0.0%	10.0%	20.0%
8	0-0-1-9	0.0%	0.0%	10.0%
9	1-0-0-9	10.0%	10.0%	10.0%
10	0-0-0-10	0.0%	0.0%	0.0%
11～	0-0-2-64	0.0%	0.0%	3.0%

【上位馬の人気と主な配当（過去10年）】
年	04	05	06	07	08	09	10	11	12	13
１着人気	1	3	1	5	9	1	4	2	3	1
２着人気	2	2	5	4	1	2	1	6	1	7
３着人気	7	1	3	1	2	6	8	14	2	11
単勝	270円	1,060円	130円	1,090円	4,100円	360円	880円	340円	660円	210円
馬連	1,040円	3,310円	750円	3,660円	7,620円	1,020円	710円	2,300円	700円	2,500円
馬単	1,810円	6,330円	860円	8,100円	25,160円	2,020円	1,880円	4,180円	1,580円	3,330円
３連複	3,460円	1,850円	1,400円	1,450円	6,410円	2,460円	4,940円	80,880円	1,010円	63,800円
３連単	14,770円	15,450円	3,830円	15,980円	68,950円	11,690円	25,110円	324,680円	5,550円	224,580円

牝馬に注目、牡・セン馬なら３～４歳馬

　性別では、まず牝馬の【4.2.3.14】複勝率39.1％が目立つ成績。ウオッカが優勝した09年以降の過去５年にかぎれば【4.2.1.6】連対率46.2％と、牝馬が抜群の成績を残しており、昨年のワン・ツー決着もあっただけに、注目は欠かせない。
　牡・セン馬では、４歳が【4.3.1.26】で連対率20.6％。３歳も【1.3.2.19】と健闘しているが、勝ち馬１頭、連対率16.0％と、４歳には及ばない。そして５歳以上は苦戦傾向。特に近５年の５歳牡・セン馬は【0.1.1.17】で、５歳牝馬の【2.0.0.1】と比べると劣勢が目立っている。

【性齢別成績（過去10年）】
性別	年齢	成績	勝率	連対率	複勝率	過去５年
牡・セン	３歳	1-3-2-19	4.0%	16.0%	24.0%	1-0-1-7
	４歳	4-3-1-26	11.8%	20.6%	23.5%	0-2-0-15
	５歳	1-1-2-34	2.6%	5.3%	10.5%	0-1-1-17
	６歳	0-1-0-22	0.0%	4.3%	4.3%	0-0-0-14
	７歳以上	0-0-2-21	0.0%	0.0%	8.7%	0-0-2-12
	全	6-8-7-122	4.2%	9.8%	14.7%	1-3-4-65
牝馬	３歳	1-1-1-5	12.5%	25.0%	37.5%	1-1-1-2
	４歳	1-1-1-6	11.1%	22.2%	33.3%	1-1-0-3
	５歳	2-0-1-3	33.3%	33.3%	50.0%	2-0-0-1
	全	4-2-3-14	17.4%	26.1%	39.1%	4-2-1-6

古馬ならほぼ天皇賞組か

　古馬（日本馬）の好走は過去10年で19頭。このうち16頭が秋の天皇賞に出走しており、まず古馬なら天皇賞組が中心になる。この16頭を見ると、天皇賞で掲示板を確保していた馬が12頭。そして２頭は天皇賞２番人気馬で、この組は天皇賞５着以内か２番人気以内が目安になる。
　残る２頭は７歳牡馬の人気薄。11年に14番人気３着のジャガーメイルは、前年のジャパンＣ４着で、３着とは0.1秒差。そして13年に11番人気３着のトーセンジョーダンは、前々年のジャパンＣ２着馬だった。ジャパンＣ好走歴のあるベテランが、人気薄の３着候補だ。
　なお、凱旋門賞組の２頭、06年のディープインパクト（凱旋門賞３位入線失格）、12年のオルフェーヴル（同２着）は、ともに三冠馬。凱旋門賞に遠征する時点でほぼ日本のトップクラスばかりとはいえ、よほどの実績馬が上位に入線を果たしてきたくらいでないと好走はしていない。

【古馬の３着以内馬（日本馬過去10年）】
年	馬名	性齢	人気	着順	前走	人気	着順
04	ゼンノロブロイ	牡4	1	1	天皇賞(秋)	1	1
05	ハーツクライ	牡4	2	2	天皇賞(秋)	2	6
05	ゼンノロブロイ	牡5	1	3	天皇賞(秋)	1	2
06	ディープインパクト	牡4	1	1	凱旋門賞		3失
07	アドマイヤムーン	牡4	5	1	天皇賞(秋)	2	6
	ポップロック	牡6	4	2	天皇賞(秋)	4	4
	メイショウサムソン	牡4	1	3	天皇賞(秋)	1	1
08	スクリーンヒーロー	牡4	9	1	AR共和国杯	3	1
08	ウオッカ	牝4	2	3	天皇賞(秋)	1	1
09	ウオッカ	牝5	1	1	天皇賞(秋)	1	3
09	オウケンブルースリ	牡4	2	2	天皇賞(秋)	3	4
10	ブエナビスタ	牝4	1	1降2	天皇賞(秋)	1	1
11	ブエナビスタ	牝5	2	1	天皇賞(秋)	1	4
	トーセンジョーダン	牡5	6	2	天皇賞(秋)	7	1
	ジャガーメイル	牡7	14	3	天皇賞(秋)	9	9
12	オルフェーヴル	牡4	1	2	凱旋門賞		2
12	ルーラーシップ	牡5	2	3	天皇賞(秋)	2	3
13	ジェンティルドンナ	牝4	1	1	天皇賞(秋)	1	2
13	トーセンジョーダン	牡7	11	3	天皇賞(秋)	10	11

前走が３歳同士なら連対確保を

　一方、３歳（中央馬）の好走馬は表の８頭。この８頭のうち、５頭は前走で３歳同士のＧ１（菊花賞、秋華賞）に出走し、連対を確保した馬だった。残る３頭のうち２頭は古馬相手で５着以内。３歳馬なら海外組（ヴィクトワールピサ）を除き、前走が３歳同士なら連対、古馬相手なら５着以内が好走条件になる。また、国内組なら、04年のデルタブルースを除き、前走で３番人気以内に推されていたことも共通点として挙げられる。

【３歳・中央馬の３着以内馬（過去10年）】
年	馬名	人気	着順	前走	人気	着順
04	デルタブルース	7	3	菊花賞	8	1
06	ドリームパスポート	5	2	菊花賞	2	2
08	ディープスカイ	1	2	天皇賞(秋)	3	3
09	レッドディザイア	6	3	秋華賞	2	1
10	ローズキングダム	4	1	菊花賞	1	2
10	ヴィクトワールピサ	8	3	凱旋門賞		7
12	ジェンティルドンナ	3	1	秋華賞	1	1
13	デニムアンドルビー	7	2	女王杯	3	5

穴を買うならコース追い

　パソコン用調教分析ソフト「競馬道調教マスター」によると、過去６年の好走馬の追い切りは、栗東坂路と栗東CWがそれぞれ８頭、そして美浦の南Ｐコースが２頭。この過去６年では関東馬が【1.0.1.18】、地方・外国馬が【0.0.0.30】と結果が出ていない影響もあるが、基本的には上記３コースで追い切った馬以外は狙いづらい。
　このうち、栗東坂路組は６番人気以内で【3.3.2.5】複勝率61.5％の好成績。しかし７番人気以下になると【0.0.0.15】とまったく好走馬が出ていない。栗東CWは６番人気以内【2.2.1.6】複勝率45.5％、７番人気以下【0.1.2.7】と、坂路に比べれば人気薄でもチャンスあり。そして美浦南Ｐは、08年９番人気１着のスクリーンヒーロー、11年14番人気３着のジャガーメイルと、好走２頭はともに人気薄だった。いずれにしても、７番人気以下の穴ならコース追いの馬、と言えそうだ。「競馬道調教マスター」について詳しく知りたい人はコチラまで。

【追い切りコース別成績（過去６年）】
追い切りコース	成績	勝率	連対率	複勝率	７番人気以下
栗東坂	3-3-2-20	10.7%	21.4%	28.6%	0-0-0-15
栗東CW	2-3-3-13	9.5%	23.8%	38.1%	0-1-2-7
美浦南Ｐ	1-0-1-6	12.5%	12.5%	25.0%	1-0-1-5

第59回京阪杯（Ｇ３）

11月30日（日）京都競馬場　芝1200ｍ

　1956年に「京都特別」というレース名で、京都競馬場の芝2200ｍのハンデ戦として創設。61年に現在のレース名「京阪杯」と改称され、以降は中距離の重賞として1800～2200ｍの距離で争われ、カツラギエースやネーハイシーザー、ダンスパートナー、カンパニーなどのＧ１馬が勝利している。06年にスプリント重賞として生まれ変わり、芝1200ｍの別定戦として行われるようになった。11年にこのレースで重賞初制覇を決めたロードカナロアはその後、約２年にわたって日本のスプリント界を席巻した。現在と同じ距離・条件になった過去８年のデータなどから傾向を分析する。

写真：競馬ブック

「栗東坂路」の１ハロンで13秒3以上は危険

　ＰＣ用調教分析ソフト「競馬道調教マスター」を使って、2008年以降、過去６年の京阪杯の調教パターンの傾向を探った。調教コース別の成績では「栗東坂路」が大部分を占め、【5.4.4.54】で複勝率19.4％の成績を残している。それ以外では「美浦坂路」が【0.1.1.7】で複勝率22.2％、坂路以外は【1.1.1.25】で複勝率10.7％とイマイチの結果に終わっている。
　「栗東坂路」の１Ｆのタイムを調べると、13秒2を切っていた場合は【4.4.4.35】で複勝率25.5％と好成績を残していたのに対して、13秒3以上だったケースは【1.0.0.19】で１頭を除いて全滅だった。栗東坂路でラストが遅かった馬を買うのは危険といえる。「競馬道調教マスター」について詳しく知りたい人はコチラまで。

【栗東坂路の1Ｆタイム別成績（過去6年）】
1Fタイム	成績	勝率	連対率	複勝率
～13.2	4-4-4-35	8.5	17.0	25.5
13.3～	1-0-0-19	5.0	5.0	5.0

上位人気が健闘しているが荒れる

　平均配当は馬連が8116円、３連単は29万9980円で波乱ムード。３連単は30万オーバーが最近５年で４回も出ており、今年も大荒れの可能性はありそうだ。ただし上位人気もなかなか健闘しており、１～４番人気は馬券圏内24頭中14頭を占めている。上位人気と下位人気を上手に絡めた馬券がオススメ。

【人気別成績（過去8年）】
人気	成績	勝率	連対率	複勝率
1	2-1-0-5	25.0%	37.5%	37.5%
2	1-0-3-4	12.5%	12.5%	50.0%
3	0-4-0-4	0.0%	50.0%	50.0%
4	2-1-0-5	25.0%	37.5%	37.5%
5	0-0-2-6	0.0%	0.0%	25.0%
6	0-0-0-8	0.0%	0.0%	0.0%
7	2-0-0-6	25.0%	25.0%	25.0%
8	0-1-0-7	0.0%	12.5%	12.5%
9	0-0-0-8	0.0%	0.0%	0.0%
10～	1-1-3-61	1.5%	3.0%	7.6%

スワンＳ好走組は危険

　ステップレースは、同じ京都の芝1200ｍで行われるオープン特別の京洛Ｓ【3.2.1.31】が健闘している。スワンＳも【1.3.3.18】と好走馬が多いが、スワンＳで掲示板に載ると【0.1.0.6】とさっぱり。逆に６着以下だと【1.2.3.12】で複勝率33.3％と好走確率が高い。スプリンターズＳ組は【1.0.1.10】と不振で、大目標のＧ１に全力投球したため、このレースの時点では調子が落ちていると考えられる。

【主な前走のレース別成績（過去８年）】
前走	成績	勝率	連対率	複勝率
京洛Ｓ（オープン）	3-2-1-31	8.1%	13.5%	16.2%
スワンＳ	1-3-3-18	4.0%	16.0%	28.0%
スプリンターズＳ	1-0-1-10	8.3%	8.3%	16.7%
桂川Ｓ（1600万下）	1-0-0-2	33.3%	33.3%	33.3%
京洛Ｓ（1600万下）	1-0-0-1	50.0%	50.0%	50.0%
長岡京Ｓ（1600万下）	1-0-0-0	100.0%	100.0%	100.0%
福島民友Ｃ	0-1-1-13	0.0%	6.7%	13.3%
オパールＳ	0-1-1-4	0.0%	16.7%	33.3%
信越Ｓ	0-1-0-2	0.0%	33.3%	33.3%
セントウルＳ	0-0-1-2	0.0%	0.0%	33.3%

【前走スワンＳ組の着順別成績（過去８年）】
前走着順	成績	勝率	連対率	複勝率
２着	0-0-0-3	0.0%	0.0%	0.0%
３着	0-1-0-0	0.0%	100.0%	100.0%
５着	0-0-0-3	0.0%	0.0%	0.0%
6～9着	1-2-2-4	11.1%	33.3%	55.6%
10着～	0-0-1-8	0.0%	0.0%	11.1%

前走は1200か1400ｍ

　前走の距離は京阪杯と同じ1200ｍ【6.5.5.77】か、１ハロン長い1400ｍ【2.3.3.28】のどちらかに絞られる。この２つの距離を比較すると、馬券圏内の数では1200ｍが16頭に対して1400ｍが８頭でちょうど２倍差がある。勝率と連対率はほぼ互角だが、複勝率は1400ｍが５％ほど高い。数は1200ｍ、質はやや1400ｍが上回っている。

【前走の距離別成績（過去８年）】
前走距離	成績	勝率	連対率	複勝率
1000m	0-0-0-1	0.0%	0.0%	0.0%
1200m	6-5-5-77	6.5%	11.8%	17.2%
1400m	2-3-3-28	5.6%	13.9%	22.2%
1600m	0-0-0-4	0.0%	0.0%	0.0%
1800m	0-0-0-3	0.0%	0.0%	0.0%
2000m	0-0-0-1	0.0%	0.0%	0.0%

54～56キロが中心

　京阪杯は賞金を稼げば稼ぐほど斤量が重くなる別定戦で行われる。斤量別の成績では、重い斤量を背負った馬が苦戦する傾向にある。58キロ以上は６頭おり、11年に２番人気で６着のジョーカプチーノなど、すべてが馬券圏外に敗れ去っている。57キロは【2.1.0.8】で、実績馬が多いわりに苦戦する傾向にあるといえる。54～56キロのほどよい斤量を背負った馬が中心だ。

【斤量別の成績（過去８年）】
斤量	成績	勝率	連対率	複勝率
53kg	0-1-1-8	0.0%	10.0%	20.0%
54kg	1-3-2-24	3.3%	13.3%	20.0%
55kg	3-1-2-17	13.0%	17.4%	26.1%
56kg	2-2-3-51	3.4%	6.9%	12.1%
57kg	2-1-0-8	18.2%	27.3%	27.3%
58kg	0-0-0-5	0.0%	0.0%	0.0%
59kg	0-0-0-1	0.0%	0.0%	0.0%

第１回ラジオＮＩＫＫＥＩ杯京都２歳ステークス

11月29日（土）京都競馬場　芝2000ｍ

　今年から重賞に格上げされた２歳馬による重賞レース。これまでは「京都２歳ステークス」という名称でオープン特別として行われ、02年から現在と同じ芝2000ｍで争われている。この時期に行われる距離2000ｍということもあり、翌年のクラシックを狙う素質馬が多く出走する傾向にあり、毎年レベルの高いレースが繰り広げられてきた。歴代の勝ち馬にはシャダイカグラ、ナリタブライアン、アドマイヤドン、エイシンチャンプなどのＧ１馬がいる。最近10年では09年のヴィクトワールピサ、12年のエピファネイアが翌年のクラシックを制している。オープン特別だった過去10年のデータなどからレースの傾向を探る。

栗東坂路で追った人気薄を狙え

　ＰＣ用調教分析ソフト「競馬道調教マスター」を使って、2008年以降、過去６年の京都２歳ステークスの調教パターンの傾向を探った。調教コース別の成績で目立ったのは「栗東ＣＷ」で【4.2.0.17】勝率17.4％、複勝率26.1％と好成績を残している。「栗東坂路」は【1-3-4-11】勝率こそ5.3％だが、複勝率は42.1％で好走確率が高かった。また、「栗東坂路」で追った馬で１～３着に好走したのは８頭おり、そのうち７頭が４番人気以下の人気薄だった。穴を狙うなら「栗東坂路」で追った馬がオススメだ。「競馬道調教マスター」について詳しく知りたい人はコチラまで。

【栗東坂路の１～３着馬（過去６年）】
年	馬名	人気	着順	騎乗	4F	3F	2F	1F	脚色
08	ファミリズム	5	2	デムー	55.7	41.9	27.2	13.4	馬ナリ
08	アンライバルド	1	3	助手	54.2	40.1	26.9	13.9	馬ナリ
10	マーベラスカイザー	8	1	和田竜	54.3	39.3	26.0	13.4	一杯
11	マナウス	7	3	助手	56.0	41.1	26.8	12.8	一杯
12	ダンツアトラス	8	2	助手	54.7	40.7	27.3	13.6	一杯
12	テイエムダイパワー	7	3	助手	52.9	39.0	25.3	12.7	一杯
13	アグネスドリーム	5	2	助手	54.6	40.4	26.6	13.4	末強目
13	サトノロブロイ	4	3	松田	52.9	38.5	25.5	13.0	一杯

１番人気は強いが、人気薄も来る

　平均配当は馬連が3924円、３連単は４万4682円。一見すると堅そうだが、過去10年の平均出走頭数が8.9頭と少ないことから考えると、結構荒れている。１番人気は【5.2.2.1】で複勝率90％と堅実。ただし５番人気以下が11頭も馬券に絡んでおり、人気のない馬が健闘しているといえる。

【人気別の成績（過去10年）】
人気	成績	勝率	連対率	複勝率
1	5-2-2-1	50.0%	70.0%	90.0%
2	2-1-1-6	20.0%	30.0%	40.0%
3	0-1-2-7	0.0%	10.0%	30.0%
4	1-1-1-7	10.0%	20.0%	30.0%
5	0-3-0-7	0.0%	30.0%	30.0%
6	0-0-2-7	0.0%	0.0%	22.2%
7	1-0-2-5	12.5%	12.5%	37.5%
8	1-1-0-6	12.5%	25.0%	25.0%
9	0-1-0-7	0.0%	12.5%	12.5%
10～	0-0-0-6	0.0%	0.0%	0.0%

新馬と未勝利が中心

　前走のクラス別成績では、新馬組【4.4.4.11】が複勝率52.2％で目立っている。新馬組で１番人気に支持されると【3.1.2.1】で複勝率85.7％という好成績を残している。また、未勝利組【3.2.3.12】も複勝率40.0％と好走確率が高い。逆にオープン特別組【1.3.0.16】や500万下組【0.0.2.15】は、成績が良くない。個別のレースではデイリー杯２歳Ｓが【1.1.1.1】と強いが、今年から開催時期が繰り下がり中１週となるのが気がかり。

【前走のクラス別成績（過去10年）】
前走クラス	成績	勝率	連対率	複勝率
新馬	4-4-4-11	17.4%	34.8%	52.2%
未勝利	3-2-3-12	15.0%	25.0%	40.0%
500万下	0-0-2-15	0.0%	0.0%	11.8%
オープン特別	1-3-0-16	5.0%	20.0%	20.0%
Ｇ３	1-0-0-2	33.3%	33.3%	33.3%
Ｇ２	1-1-1-1	25.0%	50.0%	75.0%

キャリア１、２戦が好成績

　キャリア別の成績では連対馬20頭中13頭がキャリア１、２戦。Check２で新馬組の好走馬が多い結果から想像できるデータとなった。キャリア１、２戦の合計が【7.6.7.22】で複勝率47.6％に対して、キャリア３戦以上は【3.4.3.37】で複勝率21.3％。たくさんレースを使っている馬はあまり期待できない。

【キャリア別の成績（過去10年）】
キャリア	成績	勝率	連対率	複勝率
１戦	4-4-4-11	17.4%	34.8%	52.2%
２戦	3-2-3-11	15.8%	26.3%	42.1%
３戦	1-2-1-11	6.7%	20.0%	26.7%
４戦	0-2-1-13	0.0%	12.5%	18.8%
５戦	1-0-0-8	11.1%	11.1%	11.1%
６戦	1-0-0-4	20.0%	20.0%	20.0%
８戦	0-0-1-1	0.0%	0.0%	50.0%

前走距離は2000か1800ｍ

　前走の距離別成績では、好走確率では京都２歳ステークスと同じ2000ｍ【2.4.2.11】が複勝率42.1％と高い。好走馬の数は1800ｍ【7.5.5.28】が多い。1700ｍ以下は苦戦傾向にあり、距離が一気に伸びた馬は疑ってみよう。

【前走の距離別成績（過去10年）】
前走距離	成績	勝率	連対率	複勝率
1200m	0-0-0-4	0.0%	0.0%	0.0%
1400m	0-0-0-4	0.0%	0.0%	0.0%
1600m	1-1-2-11	6.7%	13.3%	26.7%
1700m	0-0-1-1	0.0%	0.0%	50.0%
1800m	7-5-5-28	15.6%	26.7%	37.8%
2000m	2-4-2-11	10.5%	31.6%	42.1%

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