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第63回 毎日王冠(G2)

10月7日(日)東京競馬場 芝1800m

 秋の東京開催開幕を飾るのは、天皇賞(秋)の前哨戦・毎日王冠。年によってレベルにばらつきも見られるが、今年はどうやらなかなかの好メンバーが集いそうだ。過去10年では、06年のダイワメジャー、09年のカンパニーがこのレースと天皇賞を連勝、そして08年にはここでは2着だったウオッカが、天皇賞でダイワスカーレットとの大激戦を制した。また、89年にはオグリキャップイナリワンによる名勝負も繰り広げられたが、ここ6年でも4回が1、2着のタイム差なしという、開幕週の絶好馬場を舞台に熱い闘いが見られている。天皇賞へ向けての注目はもちろん、単なる「前哨戦」にとどまらない好勝負も期待される重賞レースだ。そんな毎日王冠の過去の傾向を見てみよう。
2011年10月毎日王冠(G2)

写真:競馬ブック

Check1年によっては大波乱も

 過去10年、1~3番人気が【5.6.3.16】と連対馬の半数以上、そして1~5番人気は【7.8.5.30】で3着以内馬30頭中20頭。この数字を見ると比較的平穏にも思えるが、荒れるときは大きな波乱もあるのがこのレース。04年や昨年は3連単5000円台と落ち着いていたのに対し、05年には9→6→13番人気で147万馬券。ほかに一昨年は31万、07年には15万馬券が出るなど、1~3番人気がいずれも3着以下に終わった年が10年で4回ある。堅い年なのか、荒れる年なのか、しっかり見極める必要があるレースだ。

【上位馬の人気と主な配当(過去10年)】
02 03 04 05 06 07 08 09 10 11
1着人気 2 5 1 9 3 8 2 4 6 1
2着人気 3 4 3 6 2 5 1 1 8 2
3着人気 5 3 2 13 9 1 10 10 9 5
1人気着順 4 7 1 5 13 3 2 2 5 1
単勝 290円 1,570円 300円 1,790円 640円 4,440円 1,070円 1,180円 1,580円 200円
馬連 600円 5,610円 930円 9,770円 1,560円 14,680円 800円 460円 7,680円 800円
馬単 1,050円 17,790円 1,770円 20,970円 3,290円 40,110円 2,460円 1,890円 15,970円 1,250円
3連複 2,740円 19,910円 970円 291,730円 9,720円 11,150円 6,570円 9,890円 40,990円 1,680円
3連単 5,060円 1,479,620円 45,840円 158,160円 37,570円 56,680円 315,200円 5,660円

Check2G1実績は不問もG2連対はほぼ必須

 昨年はG1未経験馬が1、3着、そして07年には1、2着を独占。天皇賞の前哨戦でG1級の馬が多く活躍している印象もあるが、芝G1未経験馬や、好走実績のない馬も多く馬券に絡んでいる。ただその一方で、芝G2でも連対がなかった馬は過去10年の3着以内馬のうち、02年1着のマグナーテン、07年1着のチョウサン、そして昨年3着のミッキードリームの3頭のみ。この3頭には前走1着という共通点があり、G2以上での連対実績もなく、前走も負けていたような馬が好走するのは難しい

【好走馬の国内芝G1・G2実績(過去10年)】
馬名 人気 着順 国内芝G1 国内芝G2 備考
02 マグナーテン 2 1 0-0-0-1 0-0-0-3 前走関屋記念1着
エイシンプレストン 3 2 1-1-0-3 2-0-0-4
アメリカンボス 5 3 0-1-0-4 2-1-0-8
03 バランスオブゲーム 5 1 0-0-0-5 2-2-0-1
トーホウシデン 4 2 0-1-0-4 0-1-0-2
エイシンプレストン 3 3 1-2-0-4 2-1-0-4
04 テレグノシス 1 1 1-1-0-4 1-2-0-1
ローエングリン 3 2 0-0-2-4 2-1-2-2
ブルーイレヴン 2 3 未経験 0-2-0-2
05 サンライズペガサス 9 1 0-0-1-6 2-1-0-3
テレグノシス 6 2 1-1-1-6 2-2-1-2
ケイアイガード 13 3 0-0-0-1 0-1-0-0
06 ダイワメジャー 3 1 1-1-0-5 1-1-1-2
ダンスインザムード 2 2 2-2-1-5 0-1-0-2
ローエングリン 9 3 0-0-2-8 3-2-2-5
07 チョウサン 8 1 未経験 0-0-0-1 前走1600万1着
アグネスアーク 5 2 未経験 0-1-0-1
ダイワメジャー 1 3 4-1-1-6 2-1-1-2
08 スーパーホーネット 2 1 0-2-0-6 2-0-1-2
ウオッカ 1 2 3-2-1-3 0-0-0-1
アドマイヤフジ 10 3 0-0-0-7 1-1-2-4
09 カンパニー 4 1 0-0-1-11 4-2-0-5
ウオッカ 1 2 6-2-2-3 0-1-0-1
ハイアーゲーム 10 3 0-0-1-7 1-0-1-9
10 アリゼオ 6 1 0-0-0-2 1-0-0-0
エイシンアポロン 8 2 0-1-0-2 1-2-0-0
ネヴァブション 9 3 0-0-0-7 3-1-0-6
11 ダークシャドウ 1 1 未経験 0-1-0-1
リアルインパクト 2 2 1-1-1-0 0-1-0-1
ミッキードリーム 5 3 未経験 0-0-0-2 前走朝日CC1着

Check3安田記念組と宝塚記念組に傾向の違いも……

 前走レース別では、宝塚記念が【4.0.3.12】、安田記念が【2.5.0.10】で、3頭以上の連対馬や、4頭以上の好走馬を出しているレースはこの春のG1・2レースのみ。直近の重賞では、オールカマー、朝日チャレンジC、京成杯AHあたりはそこそこ出走数があるにも関わらず最高でも3着、新潟記念組は好走なしに終わっている。
 安田記念と宝塚記念では、好走馬の傾向に違いがある。安田記念組の7頭中6頭はこのレース3番人気以内で、安田記念では連対しているか1番人気だったことが共通点。一方の宝塚記念組は好走馬7頭中5頭が4番人気以下と、安田記念組よりは人気薄の好走が多い。また、7頭すべてが宝塚記念では4番人気以下かつ4着以下に終わっていた。

【前走安田記念組の好走馬(過去10年)】
馬名 人気 着順 前走人気 前走着順
02 エイシンプレストン 3 2 1 5
04 テレグノシス 1 1 4 2
05 テレグノシス 6 2 1 6
08 スーパーホーネット 2 1 1 8
ウオッカ 1 2 2 1
09 ウオッカ 1 2 1 1
11 リアルインパクト 2 2 9 1
【前走宝塚記念組の好走馬(過去10年)】
馬名 人気 着順 前走人気 前走着順
03 バランスオブゲーム 5 1 11 11
05 サンライズペガサス 9 1 7 5
06 ダイワメジャー 3 1 4 4
07 ダイワメジャー 1 3 5 12
08 アドマイヤフジ 10 3 9 6
09 カンパニー 4 1 7 4
10 ネヴァブション 9 3 12 5

Check4開幕週でも差し馬を警戒

 開幕週の絶好馬場で先行型有利にも思えるが、実際は極めて速い上がりで瞬発力に富む差し馬も多く好走している。過去10年のうち中山02年を除く9回では、競馬道GT8で「差し」に分類された馬が10連対と半数以上。「追込」からも4頭が3着以内に絡んでおり、開幕週だからといって前で勝負する馬ばかりを買っていると的中からは遠くなる。また、「逃げ」は2着3回で該当頭数が少ない分だけ好走確率は高くなっているものの、その好走3頭は1番人気2頭に3番人気1頭。うち2回は本来逃げ馬ではないウオッカで、人気薄の逃げ馬が一発を出した例はここ9年見られない

【脚質成績(過去9年・東京)】
脚質 成績 勝率 連対率 複勝率
逃げ 0-3-0-5 0.0% 37.5% 37.5%
先行 1-1-2-15 5.3% 10.5% 21.1%
差し 6-4-6-45 9.8% 16.4% 26.2%
追込 2-1-1-25 6.9% 10.3% 13.8%
【逃げて好走した馬(過去9年)】
馬名 人気 着順 上がり
04 ローエングリン 3 2 34秒5
08 ウオッカ 1 2 33秒8
09 ウオッカ 1 2 33秒8

第46回 京都大賞典(G2)

10月8日(月) 京都競馬場 芝2400m

 天皇賞(秋)のステップレースである京都大賞典。今年は3日連続開催の最終日の月曜に開催される。エリザベス女王杯、ジャパンカップ、有馬記念など、この秋の中長距離G1を目指す馬も数多く出走し、毎年ハイレベルな争いが繰り広げられている。出走頭数が例年少ないが、それは現役トップクラスのG1馬が出走するため、勝負になりそうにない馬は敬遠するからだ。少数精鋭による見応え十分の重賞レース。そんな京都大賞典の過去10年のデータを検証する。
2011年10月京都大賞典(G2)

写真:競馬ブック

Check1上位人気が強いが、最近の1番人気はやや苦戦

 1番人気は【4.3.0.3】と安定しているように見える。ただし、最近5年は【1.2.0.2】と苦戦している。2~4番人気の複勝率が40~50%と高く、上位人気馬同士で決まることが多い。また、勝ち馬は1~5番人気で独占しており、6番人気以下の人気薄は好走しても2着まで。

【人気別の成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1 4-3-0-3 40.0% 70.0% 70.0%
2 3-2-0-5 30.0% 50.0% 50.0%
3 1-0-3-6 10.0% 10.0% 40.0%
4 1-2-1-6 10.0% 30.0% 40.0%
5 1-0-1-8 10.0% 10.0% 20.0%
6 0-1-2-7 0.0% 10.0% 30.0%
7 0-1-3-6 0.0% 10.0% 40.0%
8 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
9 0-1-0-7 0.0% 12.5% 12.5%
10~ 0-0-0-14 0.0% 0.0% 0.0%

Check2宝塚記念の好走馬は素直できる

 ステップレース別の成績では春のグランプリ、宝塚記念組が好成績。宝塚記念で1~3着だった馬は【1.3.0.0】と連対率100%。それに対して、宝塚記念4着以下は【2.2.0.10】で、連対した4頭のうち3頭は宝塚記念で4着。宝塚記念で大敗した馬の巻き返しは厳しい。それ以外のステップではG1の天皇賞(春)が4頭の連対馬を輩出している。

【主な前走のレース別成績(過去10年)】
前走レース名 成績 勝率 連対率 複勝率
宝塚記念 3-5-0-10 16.7% 44.4% 44.4%
天皇賞春 2-1-1-9 15.4% 23.1% 30.8%
朝日チャ 2-0-2-12 12.5% 12.5% 25.0%
新潟記念 1-0-1-2 25.0% 25.0% 50.0%
阪神大賞 1-0-0-1 50.0% 50.0% 50.0%
エリザベ 1-0-0-0 100.0% 100.0% 100.0%
オールカ 0-1-1-6 0.0% 12.5% 25.0%
札幌記念 0-1-1-3 0.0% 20.0% 40.0%
西宮S(1600万下) 0-1-0-0 0.0% 100.0% 100.0%
ジャパンカップ 0-1-0-0 0.0% 100.0% 100.0%
目黒記念 0-0-1-4 0.0% 0.0% 20.0%
札幌日経OP 0-0-1-3 0.0% 0.0% 25.0%
すみれS 0-0-1-0 0.0% 0.0% 100.0%
ジューンS(1600万下) 0-0-1-0 0.0% 0.0% 100.0%

Check3前走2~5着馬が好成績

 過去のG1やG2の成績によって負担重量が決まる別定戦のため、出走馬がG1クラスがほとんどだ。そのため、前走のクラス別成績では、G1組が連対率39.4%、複勝率42.4%と圧倒的に強い。前走のクラスは、高ければ高い方が成績のよい傾向になっている。
 前走の着順別は、意外な結果になって。前走1着が複勝率31.8%に対して、前走2~5着は複勝率40~63%と好成績を残している。前走勝っている馬は、疑ってみたほうがいい。また、前走10着以下に敗れた馬の巻き返しは難しい。

【前走のクラス別成績(過去10年)】
前走クラス 成績 勝率 連対率 複勝率
1000万下 0-0-0-2 0.0% 0.0% 0.0%
1600万下 0-1-1-1 0.0% 33.3% 66.7%
オープン特別 0-0-2-10 0.0% 0.0% 16.7%
G3 3-0-3-21 11.1% 11.1% 22.2%
G2 1-2-3-16 4.5% 13.6% 27.3%
G1 6-7-1-19 18.2% 39.4% 42.4%
【前走の着順成績(過去10年)】
前走の着順 成績 勝率 連対率 複勝率
前走1着 2-1-4-15 9.1% 13.6% 31.8%
前走2着 1-3-3-4 9.1% 36.4% 63.6%
前走3着 2-1-0-3 33.3% 50.0% 50.0%
前走4着 3-1-0-5 33.3% 44.4% 44.4%
前走5着 1-0-1-3 20.0% 20.0% 40.0%
前走6~9着 1-3-1-21 3.8% 15.4% 19.2%
前走10着~ 0-1-1-21 0.0% 4.3% 8.7%

Check4久々を気にする必要はない

 休み明けの馬が多い京都大賞典。前走からの間隔を見ると、半年以上が連対率と複勝率でもっとも成績がよかった。また、中9週~半年の成績もよく、久々の実績馬が実力を発揮するケースが多い。中1~3週は結果を残せておらず、ゆったりしたローテーションか休み明けの馬を狙いたい。

【出走間隔別の成績(過去10年)】
間隔 成績 勝率 連対率 複勝率
連闘 0-0-0-2 0.0% 0.0% 0.0%
中1週 0-1-1-6 0.0% 12.5% 25.0%
中2週 0-1-0-3 0.0% 25.0% 25.0%
中3週 2-0-2-15 10.5% 10.5% 21.1%
中4~8週 1-1-3-11 6.3% 12.5% 31.3%
中9週~半年 5-6-3-30 11.4% 25.0% 31.8%
半年以上 2-1-1-5 22.2% 33.3% 44.4%

第46回 デイリー杯2歳ステークス(G2)

10月6日(土) 京都競馬場 芝1600m

 1966年にはじまり、何度か条件が変更された2歳の重賞レース。97年以降は現在と同じ、京都競馬場の芝外回り1600mを舞台に行われているデイリー杯2歳ステークス将来性豊かな馬が数多く出走する傾向にあり、最近10年の勝ち馬からは03年のメイショウボーラー、07年のキャプテントゥーレ、10年のレーヴディソールが、その後G1馬になっている。このレースに敗れた馬でもその後、出生することが多く、02年のエイシンチャンプ、04年のショウナンパントル、10年のグランプリボスは暮れの2歳G1を制覇している。今年も未来のスターホースが出走するだろうか。過去10年のデータから傾向を探る。
2011年10月デイリー杯2歳ステークス(G3)

写真:競馬ブック

Check31番人気が安定している

1番人気は【6.2.0.2】と好成績。2、3番人気も複勝率が50、60%と安定しており、上位人気が堅実な傾向にある。単勝オッズ別だと、2.9倍以下は【6.3.0.1】とほぼパーフェクトで、唯一馬券に絡めなかったのが04年4着のエイシンヴァイデンで、この時期にすでに4戦もキャリアがあった。10番人気以下は全滅で人気薄の一発は期待しづらい。5~7番人気が7頭が馬券に絡んでおり、2、3着はこのあたりを狙ってみたい。

【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1 6-2-0-2 60.0% 80.0% 80.0%
2 0-3-2-5 0.0% 30.0% 50.0%
3 2-2-2-4 20.0% 40.0% 60.0%
4 1-0-1-8 10.0% 10.0% 20.0%
5 0-2-2-6 0.0% 20.0% 40.0%
6 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0%
7 0-0-2-8 0.0% 0.0% 20.0%
8 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0%
9 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0%
10~ 0-0-0-33 0.0% 0.0% 0.0%

Check21戦1勝馬は人気で消えるケースが多い

 キャリア別の成績では、1~3戦が中心で4戦以上は成績がよくない。この時期に数多く出走している馬は、勝ち上がるのに苦労しているケースが多く、精鋭が揃うこのレースで好走するのは難しい。キャリア1戦は【3.4.2.12】で連対率33.3%、複勝率42.9%と高いが、21頭中12頭が1~3番人気のため、人気からの比較ではそれほど好走確率は高くない。キャリア2~3戦の馬から軸馬を選ぶのが無難だ。

【キャリア別成績(過去10年)】
キャリア 成績 勝率 連対率 複勝率
1戦 3-4-2-12 14.3% 33.3% 42.9%
2戦 4-2-3-31 10.0% 15.0% 22.5%
3戦 3-3-2-27 8.6% 17.1% 22.9%
4戦 0-1-2-16 0.0% 5.3% 15.8%
5戦 0-0-1-5 0.0% 0.0% 16.7%
6戦 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
7戦 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%

Check3野路菊S好走馬は信頼できる

 前走は新馬戦と未勝利戦が多く、それ以外ではオープン特別の野路菊Sが目立っている。この3レースで馬券対象馬30頭中22頭を占めている野路菊S組は、好走馬6頭中5頭が前走1~3着で、4着以下からの巻き返しは厳しい。また野路菊S組は、好走馬6頭中5頭が1~3番人気に支持されており、人気薄の激走は難しいようだ。

【主な前走のレース別成績(過去10年)】
前走レース名 成績 勝率 連対率 複勝率
新馬 3-4-2-15 12.5% 29.2% 37.5%
未勝利 3-1-3-24 9.7% 12.9% 22.6%
野路菊S 2-3-1-11 11.8% 29.4% 35.3%
小倉2歳S 1-0-0-7 12.5% 12.5% 12.5%
カンナS 1-0-0-2 33.3% 33.3% 33.3%
新潟2歳S 0-1-1-6 0.0% 12.5% 25.0%
函館2歳S 0-1-1-2 0.0% 25.0% 50.0%
札幌2歳S 0-0-2-0 0.0% 0.0% 100.0%
ききょうS 0-0-0-13 0.0% 0.0% 0.0%
兼六園ジュニアC 0-0-0-3 0.0% 0.0% 0.0%
クローバー賞 0-0-0-3 0.0% 0.0% 0.0%

Check4距離短縮組が強い

 前走のクラス別の成績では、新馬、未勝利、オープン特別、G3から好走馬が出ている。オープン特別組は好走馬7頭中6頭が前走1~3着に対して、G3組は好走馬7頭中3頭が前走1~3着。つまりG3組は前走の着順はあまり関係ない
 前走の距離別成績では、1700m以上が連対率33.3%、複勝率48.1%と高い。前走1300m以下は好走馬4頭すべてが重賞かオープン特別で、新馬や未勝利でこの距離を勝った馬はすべて敗れている。

【前走のクラス別成績(過去10年)】
前走クラス 成績 勝率 連対率 複勝率
新馬 3-4-2-15 12.5% 29.2% 37.5%
未勝利 3-1-3-24 9.7% 12.9% 22.6%
500万下 0-0-0-2 0.0% 0.0% 0.0%
オープン特別 3-3-1-32 7.7% 15.4% 17.9%
G3 1-2-4-15 4.5% 13.6% 31.8%
【前走の距離別の成績(過去10年)】
前走距離 成績 勝率 連対率 複勝率
1000m~1300m 2-1-1-26 6.7% 10.0% 13.3%
1400m~1600m 3-5-5-53 4.5% 12.1% 19.7%
1700m~2000m 5-4-4-14 18.5% 33.3% 48.1%