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第17回 NHKマイルC(G1)

5月6日(日)東京競馬場 芝1600m

 日本ダービーのトライアル競走として2000mで行われていたNHK杯を、96年に距離を1600mに短縮し、G1に昇格して第1回を施行。レース名はNHK杯からNHKマイルCとなったが、事実上、95年以前のニュージーランドTをG1化した形だった。90年代になって外国産馬の輸入が増加し、第1回NHKマイルCが行われた96年は、8着までを外国産馬が独占するなど、当初は「外国産馬のダービー」と呼ばれていた。
 その後、日本ダービーの外国産馬への開放や、輸入頭数の減少もあり、現在は純粋な3歳マイル王決定戦としての色合いが濃くなっている。近年では、既にマイルG1を制していたラインクラフト(05年)やグランプリボス(11年)が優勝。また、04年のキングカメハメハや08年のディープスカイのように、このレースと日本ダービーを連勝した馬もおり、レベルの高い戦いが繰り広げられている。そんなNHKマイルCの過去の傾向を見てみよう。
2011年5月NHKマイルC(G1)

写真:競馬ブック

Check12桁人気が絡んで大波乱も

 過去10年、連対馬20頭中15頭が5番人気以内。10年のうち4回は、5番人気以内の馬が1~3着を独占している。ただ、6~8番人気には連対がなく、残る連対馬5頭は9番人気以下の人気薄。07年は17→1→18人気で3連単973万馬券、09年は10→5→13人気で238万1660円と、かなりの高配当も飛び出している。人気馬が全体的に信頼できそうな年なのか、複数の人気薄が馬券に絡む可能性がありそうなのか、年によって波乱度の見極めが重要になる。

【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1 4-1-1-4 40.0% 50.0% 60.0%
2 1-1-0-8 10.0% 20.0% 20.0%
3 1-1-2-6 10.0% 20.0% 40.0%
4 1-1-2-6 10.0% 20.0% 40.0%
5 0-4-0-6 0.0% 40.0% 40.0%
6 0-0-2-8 0.0% 0.0% 20.0%
7 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
8 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
9 1-1-0-8 10.0% 20.0% 20.0%
10 1-1-0-8 10.0% 20.0% 20.0%
11~ 1-0-3-76 1.3% 1.3% 5.0%

Check2プラス4キロ以上は勝ち切れない

 馬体重の増減別成績をみると、4キロ以上プラスだった馬は2~3着こそあっても勝ち鞍なし。優勝馬は、もっとも増えていた馬でもプラス2キロまでで、馬単や3連単の1着軸は当日の馬体重を見てから最終決定するのが良さそうだ。また、連対率や複勝率は4キロ以上減っていた馬が良く、連対率、複勝率ともに±3キロの倍ほどの確率が出ている。絞りやすい時期に加え「本番」のG1、増えてくる馬よりは馬体減の馬を狙いたい

【馬体重増減別成績】
増減 成績 勝率 連対率 複勝率
+10kg~+14kg 0-0-0-4 0.0% 0.0% 0.0%
+4kg~+9kg 0-3-2-27 0.0% 9.4% 15.6%
-3kg~+3kg 6-2-4-81 6.5% 8.6% 12.9%
-9kg~-4kg 3-5-4-36 6.3% 16.7% 25.0%
-14kg~-10kg 1-0-0-2 33.3% 33.3% 33.3%

Check3妙味十分の横山典弘騎手

 過去10年の騎手成績では、横山典弘騎手が最多の4連対。勝ち鞍こそないものの、10年すべて騎乗して複勝率は50.0%を記録している。その横山典弘騎手のレース創設以来の成績を見ると、全6連対中、第1回のツクバシンフォニーを除く5頭は5番人気以下と、配当妙味も十分だ。
 ほかでは、昨年の朝日杯を制したウィリアムズ騎手がグランプリボスで1戦1勝。また、安藤勝己騎手がキングカメハメハとダノンシャンティで2勝を挙げている。

【連対騎手(過去10年)】
騎手名 成績 勝率 連対率 複勝率
安藤勝 2-0-1-5 25.0% 25.0% 37.5%
四位 1-1-0-3 20.0% 40.0% 40.0%
福永 1-0-2-5 12.5% 12.5% 37.5%
内田博 1-0-2-3 16.7% 16.7% 50.0%
武豊 1-0-1-7 11.1% 11.1% 22.2%
勝浦 1-0-0-3 25.0% 25.0% 25.0%
武幸 1-0-0-3 25.0% 25.0% 25.0%
ウィリアムズ 1-0-0-0 100.0% 100.0% 100.0%
藤岡康 1-0-0-0 100.0% 100.0% 100.0%
横山典 0-4-1-5 0.0% 40.0% 50.0%
後藤 0-2-0-7 0.0% 22.2% 22.2%
蛯名 0-1-0-6 0.0% 14.3% 14.3%
藤田 0-1-0-5 0.0% 16.7% 16.7%
小牧太 0-1-0-3 0.0% 25.0% 25.0%
【横山典弘騎手騎乗馬全成績(第1回~)】
馬名 人気 着順
96 ツクバシンフォニー 2 2
99 シンボリインディ 6 1
02 アグネスソニック 5 2
03 エイシンツルギザン 5 2
04 フリーダムホーク 10 9
05 アイルラヴァゲイン 4 3
06 ファイングレイン 9 2
07 イクスキューズ 8 17
08 サトノプログレス 6 7
09 レッドスパーダ 5 2
10 サンライズプリンス 2 4
11 オメガブレイン 14 7

Check4連対馬は重賞組、G1以外なら3着以内馬

 連対馬の前走を見ると、20頭すべてが重賞に出走しており、オープン特別や500万条件出走馬の連対はない。また、前走着順は20頭中15頭が3着以内。前走4着以下だった5頭のうち、03年のウインクリューガーを除く4頭は桜花賞か皐月賞に出走していた。G1なら着順不問だが、G2、G3出走馬なら3着以内が目安だ。なお、トライアルのニュージーランドT組は67頭と出走が多いが、【3.3.3.58】で連対率は9.0%と今ひとつ。毎日杯組が【4.1.0.3】連対率62.5%の好成績を記録している。

【連対馬の前走(過去10年)】
馬名 人気 着順 前走 前人 前着
02 テレグノシス 4 1 スプリングS 8 2
02 アグネスソニック 5 2 スプリングS 4 3
03 ウインクリューガー 9 1 毎日杯 6 8
03 エイシンツルギザン 5 2 NZT 7 1
04 キングカメハメハ 1 1 毎日杯 2 1
04 コスモサンビーム 4 2 皐月賞 3 4
05 ラインクラフト 2 1 桜花賞 2 1
05 デアリングハート 10 2 桜花賞 10 3
06 ロジック 3 1 NZT 2 3
06 ファイングレイン 9 2 NZT 7 2
07 ピンクカメオ 17 1 桜花賞 8 14
07 ローレルゲレイロ 1 2 皐月賞 9 6
08 ディープスカイ 1 1 毎日杯 6 1
08 ブラックシェル 3 2 皐月賞 2 6
09 ジョーカプチーノ 10 1 NZT 3 3
09 レッドスパーダ 5 2 スプリングS 8 2
10 ダノンシャンティ 1 1 毎日杯 3 1
10 ダイワバーバリアン 5 2 NZT 2 2
11 グランプリボス 1 1 NZT 1 3
11 コティリオン 2 2 毎日杯 4 2

Check4「ラッキー枠」は7枠13番

 好走馬は内から外まで分散して出ているが、成績が良いのは7枠で【4.2.2.22】連対率20.0%。複数の勝ち馬を出しているのもこの7枠のみである。特に7枠13番は3年連続連対中で【3.2.0.5】連対率50.0%。優勝馬3頭はいずれも1番人気だが、残る2頭は5、10番人気と人気薄でも好走が期待できる。一方、4枠は【0.0.0.20】と不振だ

【枠番別成績(過去10年)】
成績 勝率 連対率 複勝率
1枠 1-3-1-15 5.0% 20.0% 25.0%
2枠 1-1-2-16 5.0% 10.0% 20.0%
3枠 1-2-1-16 5.0% 15.0% 20.0%
4枠 0-0-0-20 0.0% 0.0% 0.0%
5枠 1-1-3-15 5.0% 10.0% 25.0%
6枠 1-0-0-19 5.0% 5.0% 5.0%
7枠 4-2-2-22 13.3% 20.0% 26.7%
8枠 1-1-1-27 3.3% 6.7% 10.0%

第60回 京都新聞杯(G2)

5月5日(土) 京都競馬場 芝2200m

 以前は菊花賞トライアルとして秋に行われていた京都新聞杯。00年以降は5月に開催されるようになり、日本ダービーを目指す馬にとって、最後のチャンスという意味合いの強いレースになった。00年の優勝馬アグネスフライトが続く日本ダービーを勝利したのをはじめ、04年1着のハーツクライと05年1着のインティライミが、ダービーで2着と好走しており、見逃せないレースだ。今年はどの馬が勝利して、夢の舞台に駒を進めるのか。京都新聞杯の過去10年のデータから傾向を探る。
2011年5月京都新聞杯(G2)

写真:競馬ブック

Check1人気馬は危険度大?

 1番人気は【2.0.2.6】で複勝率40%とイマイチだが、2番人気【3.2.1.4】と3番人気【3.2.0.5】は、どちらも複勝率50%をクリアしてまずまず。
 オッズ別では2.9倍以下は【1.0.1.5】と大苦戦。人気馬は疑ってみるべき。15~29.9倍が健闘しており、【1.5.4.24】で複勝率は29.4%。人気馬でもノーマークでもないあたりが狙い目。

【単勝オッズ別の成績(過去10年)】
単勝オッズ 成績 勝率 連対率 複勝率
1.5~1.9 0-0-0-2 0.0% 0.0% 0.0%
2.0~2.9 1-0-1-3 20.0% 20.0% 40.0%
3.0~3.9 4-1-2-2 44.4% 55.6% 77.8%
4.0~4.9 0-1-0-2 0.0% 33.3% 33.3%
5.0~6.9 1-2-0-2 20.0% 60.0% 60.0%
7.0~9.9 1-0-1-4 16.7% 16.7% 33.3%
10.0~14.9 1-1-1-17 5.0% 10.0% 15.0%
15.0~19.9 1-2-1-12 6.3% 18.8% 25.0%
20.0~29.9 0-3-3-12 0.0% 16.7% 33.3%
30.0~49.9 1-0-1-13 6.7% 6.7% 13.3%
50.0~99.9 0-0-0-18 0.0% 0.0% 0.0%
100.0~ 0-0-0-27 0.0% 0.0% 0.0%

Check2皐月賞組の人気薄は消し

 前走のレース別成績では、皐月賞組と500万下組が好走馬が多い。皐月賞組は好走馬が8頭おり、そのうち7頭が1~3番人気。人気薄で来たのは02年の6番人気ファストタテヤマのみ。このファストタテヤマはその後の競走馬人生でも、しばしば人気薄で好走しており、いわゆる新聞を読むことができる特殊なタイプ。基本的には皐月賞組は人気馬のみと考えてよい。500万下組の中では、距離2400mのムーニーバレーRC賞が【2.3.1.12】と強い

【主な前走のレース別成績(過去10年)】
前走レース名 成績 勝率 連対率 複勝率
皐月賞 4-1-3-10 22.2% 27.8% 44.4%
500万下(特別含む) 3-7-3-50 4.8% 15.9% 20.9%
毎日杯 2-0-1-6 22.2% 22.2% 33.3%
スプリングS 1-0-0-0 100.0% 100.0% 100.0%
若葉S 0-1-0-0 0.0% 100.0% 100.0%
ラジオNIKKEI杯 0-1-0-0 0.0% 100.0% 100.0%
未勝利 0-0-2-28 0.0% 0.0% 6.7%
若草S 0-0-1-4 0.0% 0.0% 20.0%

Check3中3週組は危ない

 前走からの間隔では、中3週が【0.0.0.11】と全滅。08年に1番人気に支持されたブラストダッシュ(5着)、06年2番人気のアエローザ(4着)なども敗れている。また、連闘で臨んだ組も【0.0.0.11】で全滅。比較的好成績なのは【4.3.2.18】の中4~8週。わりとゆったりめのローテーションがいいようだ。

【前走からの間隔別の成績(過去10年)】
間隔 成績 勝率 連対率 複勝率
連闘 0-0-0-11 0.0% 0.0% 0.0%
中1週 2-3-2-33 5.0% 12.5% 17.5%
中2週 4-3-6-35 8.3% 14.6% 27.1%
中3週 0-0-0-11 0.0% 0.0% 0.0%
中4~8週 4-3-2-18 14.8% 25.9% 33.3%
中9週~半年 0-1-0-6 0.0% 14.3% 14.3%

Check4外枠は凡走確率が高い

 レースの舞台は、スタートから1コーナーまで比較的距離がある京都芝2200m。だが、枠順の有利不利は意外と大きい。12番より外枠は35頭中2頭しか馬券に絡んでおらず、苦戦傾向にある。外枠は不利だが、内枠もあまりよくない。1~3枠は【1.1.2.26】で複勝率13.3%とイマイチ。真ん中ぐらいのゲートが狙いたい。

【馬番別の成績(過去10年)】
馬番 成績 勝率 連対率 複勝率
1番 0-1-1-8 0.0% 10.0% 20.0%
2番 1-0-1-8 10.0% 10.0% 20.0%
3番 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
4番 1-0-2-7 10.0% 10.0% 30.0%
5番 2-4-0-4 20.0% 60.0% 60.0%
6番 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0%
7番 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0%
8番 2-1-0-7 20.0% 30.0% 30.0%
9番 0-3-1-6 0.0% 30.0% 40.0%
10番 0-0-2-8 0.0% 0.0% 20.0%
11番 3-1-0-5 33.3% 44.4% 44.4%
12番 0-0-0-8 0.0% 0.0% 0.0%
13番 0-0-0-8 0.0% 0.0% 0.0%
14番 0-0-2-6 0.0% 0.0% 25.0%
15番 0-0-0-7 0.0% 0.0% 0.0%
16番 0-0-0-3 0.0% 0.0% 0.0%
17番 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%

第34回 新潟大賞典(G3)

5月6日(日) 新潟競馬場 芝2000m

 新潟競馬場を舞台に行われるG3のハンデ戦、新潟大賞典。最後の直線が659mもあるため、ゴール直前では毎年、目まぐるしい攻防が繰り広げられる。G3のハンデ戦のわりに出走馬のレベルが高く、92年の優勝馬メジロパーマーはその後、宝塚記念と有馬記念を制してG1ホースになり、03年には前年の宝塚記念馬ダンツフレームが参戦して59キロの斤量を背負って勝利している。今年はどんなメンバーが出走して、直線の叩き合いが見られるのだろうか。過去10年のデータから傾向を探っていく。
2011年5月新潟大賞典(G3)

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Check31or2番人気のどちらかを軸にするべし

 1番人気は【3.1.0.6】と平均的で、2番人気は【3.1.2.4】と好成績。1、2番人気で合計10頭が馬券に絡んでおり、どちらも馬券に絡まなかったのは10年で1度しかない。ただ両方が馬券に絡んだのも1度しかないため、一方を軸にして、他方を外すのがよさそう。
 2桁人気は計7頭が馬券圏内と健闘しており、1、2番人気のどちらかと2桁人気を組み合わせて見るのが面白いかも。

【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1 3-1-0-6 30.0% 40.0% 40.0%
2 3-1-2-4 30.0% 40.0% 60.0%
3 1-1-0-8 10.0% 20.0% 20.0%
4 1-2-1-6 10.0% 30.0% 40.0%
5 1-0-1-8 10.0% 10.0% 20.0%
6 1-1-1-7 10.0% 20.0% 30.0%
7 0-1-1-8 0.0% 10.0% 20.0%
8 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
9 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
10~ 0-3-4-61 0.0% 4.4% 10.3%

Check2前走G2組は不振

 前走のレース別成績では、あまり特徴はなく、さまざまなレースからこの新潟大賞典に参戦している。そこで、前走のクラス別を見てみる。最も好走馬が多いのはオープン特別で、14頭を数える。成績が悪いのは【2.0.1.28】のG2で複勝率がわずか9.7%。大阪杯や日経賞、マイラーズCなどハイレベルなレースで負けた馬が、この新潟大賞典で巻き返しを狙うが、失敗するケースが目立っている。

【前走のクラス別成績(過去10年)】
前走クラス 成績 勝率 連対率 複勝率
1000万下 0-0-1-2 0.0% 0.0% 33.3%
1600万下 1-1-1-11 7.1% 14.3% 21.4%
オープン特別 5-5-4-60 6.8% 13.5% 18.9%
G3 1-4-3-25 3.0% 15.2% 24.2%
G2 2-0-1-28 6.5% 6.5% 9.7%
G1 1-0-0-1 50.0% 50.0% 50.0%

Check3ほどよく重い斤量が強い

 ハンデ戦で重要なウエートを占める斤量。このレースでは、軽ハンデ馬は苦戦傾向にある。53キロ以下は【0.0.2.27】で連対馬ゼロで、複勝率が6.9%。軽ハンデの大駆けの可能性は少ないようだ。結果を残しているのは55~57.5キロまでで【8.7.7.71】。好走馬のほとんどが、この斤量だ。

【斤量別成績(過去10年)】
斤量 成績 勝率 連対率 複勝率
49kg 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
50kg 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
51kg 0-0-1-4 0.0% 0.0% 20.0%
52kg 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0%
53kg 0-0-0-12 0.0% 0.0% 0.0%
54kg 1-3-1-25 3.3% 13.3% 16.7%
55kg 3-3-1-31 7.9% 15.8% 18.4%
55.5kg 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
56kg 4-3-4-16 14.8% 25.9% 40.7%
56.5kg 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
57kg 1-0-2-18 4.8% 4.8% 14.3%
57.5kg 0-1-0-4 0.0% 20.0% 20.0%
58kg 0-0-0-4 0.0% 0.0% 0.0%
58.5kg 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
59kg 1-0-0-0 100.0% 100.0% 100.0%

Check4後方待機組が好成績

 4コーナーの通過順の傾向を見てみよう。直線が日本一長い新潟競馬場だけあって、後方から競馬をしたグループが結果を残している。4コーナーを先頭で通過した馬は全滅。2番手もあまり成績がよくない。通常のレースなら成績がよいケースが多い4~6番手の好位勢は【1.1.1.21】で複勝率12.5%と不振だ。10番手より後ろの組が【5.5.5.49】で、馬券圏内の半数を占めている。

【4コーナー通過別成績(過去10年)】
4角位置 成績 勝率 連対率 複勝率
1番手 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
2番手 1-0-1-12 7.1% 7.1% 14.3%
3番手 0-2-2-13 0.0% 11.8% 23.5%
4~6番手 1-1-1-21 4.2% 8.3% 12.5%
7~9番手 3-2-1-23 10.3% 17.2% 20.7%
10番手以下 5-5-5-49 7.8% 15.6% 23.4%