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第105回 京都記念(G2)

2月12日(日) 京都競馬場 芝2200m

 春の天皇賞へ向けたステップレースの一角を占める京都記念。本番まではまだ2ヶ月ほどあるが、一昨年はこのレース2着のジャガーメイルが天皇賞に直行して優勝。また、昨年は3着のヒルノダムールが大阪杯1着を挟んで天皇賞を制しており、ここ2年連続で出走馬から天皇賞の優勝馬を輩出している。また、近年はドバイ・ワールドカップ・デー各レースへの国内最終戦に選ばれることも多く、07年のアドマイヤムーン(デューティフリー優勝)や、一昨年のブエナビスタ(シーマクラシック2着)が、このレースを制してドバイでも好走を見せている。そんな京都記念の過去の傾向を見てみたい。
2010年9月セントウルステークス(G2)

写真:競馬ブック

Check1近年は人気馬の安定感が光る

 過去10年、1番人気【5.2.0.3】など上位人気が安定しており、1~3番人気は合計【7.3.2.8】。06年以降の近6年はその傾向が強く、勝ち馬は6頭すべて3番人気以内、そして連対馬も12頭すべてが5番人気以内と、6番人気以下は食い込めても3着まで。特に1番人気は4勝2着2回で連対率100%と、しっかり人気に応える結果を残している。

【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率 過去6年
1 5-2-0-3 50.0% 70.0% 70.0% 4-2-0-0
2 2-1-2-5 20.0% 30.0% 50.0% 1-1-2-2
3 2-2-1-5 20.0% 40.0% 50.0% 1-1-1-3
4 0-2-0-8 0.0% 20.0% 20.0% 0-1-0-5
5 0-1-1-8 0.0% 10.0% 20.0% 0-1-0-5
6 0-1-1-8 0.0% 10.0% 20.0% 0-0-0-6
7 0-1-2-7 0.0% 10.0% 30.0% 0-0-1-5
8 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0% 0-0-0-6
9 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0% 0-0-1-5
10 0-0-0-9 0.0% 0.0% 0.0% 0-0-0-6
11~ 0-0-2-27 0.0% 0.0% 6.9% 0-0-1-16

Check2馬単なら4歳馬→6歳馬

 年齢別では4歳馬が【6.1.2.22】で勝率19.4%と優秀な成績。そして、6歳馬が【2.8.4.26】で勝率は5.0%止まりながら、連対率は25.0%、複勝率は35.0%で、ともに4歳を上回っている。この4歳、6歳が他を圧倒しており、5歳や7歳以上は好走馬30頭中7頭にすぎない。また、06年以降は1着馬6頭中5頭が4歳馬で、2着馬は6頭すべて6歳馬。つまり、この6年のうち5回は4歳馬→6歳馬の馬単決着だ

【年齢別成績(過去10年)】
年齢 成績 勝率 連対率 複勝率
4歳 6-1-2-22 19.4% 22.6% 29.0%
5歳 2-0-2-21 8.0% 8.0% 16.0%
6歳 2-8-4-26 5.0% 25.0% 35.0%
7歳上 0-1-2-29 0.0% 3.1% 9.4%
【1~3着馬の年齢(過去6年)】
馬名 性齢 人気 着順
06 シックスセンス 牡4 1 1
サクラセンチュリー 牡6 2 2
マーブルチーフ 牡6 7 3
07 アドマイヤムーン 牡4 2 1
ポップロック 牡6 1 2
トウショウナイト 牡6 3 3
08 アドマイヤオーラ 牡4 1 1
アドマイヤフジ 牡6 4 2
シルクフェイマス 牡9 11 3
09 アサクサキングス 牡5 3 1
サクラメガワンダー 牡6 1 2
ヴィクトリー 牡5 9 3
10 ブエナビスタ 牝4 1 1
ジャガーメイル 牡6 3 2
ドリームジャーニー 牡6 2 3
11 トゥザグローリー 牡4 1 1
メイショウベルーガ 牝6 5 2
ヒルノダムール 牡4 2 3

Check3スローが多いがサンデー系は……

 好走実績のある種牡馬はかなり分散しているのが特徴で、2頭以上の連対馬を出したのは【1.1.1.4】のトニービン1頭のみ。3着以内2頭以上もティンバーカントリー(トウショウナイト2回)しかいない。
 また、競馬道GT8の集計では過去10年のうち9回がスローペース。スローといえば瞬発力に富むサンデーサイレンス系、と考えがちだが、4勝2着1回と好走馬はさほど多くない。同じ京都の古馬G2・日経新春杯でサンデー系は3勝2着7回と連対馬の半数を占めているのに比べると、このレースでは不振と言える。ただ、母の父サンデーサイレンスは【4.3.0.12】連対率36.8%の好成績

【種牡馬成績(過去10年・連対馬輩出馬)】
父馬名 成績 勝率 連対率 複勝率
トニービン 1-1-1-4 14.3% 28.6% 42.9%
マーベラスサンデー 1-0-1-4 16.7% 16.7% 33.3%
サッカーボーイ 1-0-1-2 25.0% 25.0% 50.0%
サンデーサイレンス 1-0-0-13 7.1% 7.1% 7.1%
タマモクロス 1-0-0-3 25.0% 25.0% 25.0%
ホワイトマズル 1-0-0-3 25.0% 25.0% 25.0%
アグネスタキオン 1-0-0-2 33.3% 33.3% 33.3%
スペシャルウィーク 1-0-0-1 50.0% 50.0% 50.0%
エンドスウィープ 1-0-0-0 100.0% 100.0% 100.0%
キングカメハメハ 1-0-0-0 100.0% 100.0% 100.0%
ティンバーカントリー 0-1-1-2 0.0% 25.0% 50.0%
ジャングルポケット 0-1-0-4 0.0% 20.0% 20.0%
アドマイヤベガ 0-1-0-2 0.0% 33.3% 33.3%
グラスワンダー 0-1-0-2 0.0% 33.3% 33.3%
コマンダーインチーフ 0-1-0-2 0.0% 33.3% 33.3%
フレンチデピュティ 0-1-0-2 0.0% 33.3% 33.3%
サクラローレル 0-1-0-1 0.0% 50.0% 50.0%
エリシオ 0-1-0-0 0.0% 100.0% 100.0%
シアトルスルー 0-1-0-0 0.0% 100.0% 100.0%

Check4有馬記念組が複数出走すれば注目

 前走レース別では有馬記念組が【4.2.3.10】連対率31.6%と安定しており、他に3頭以上の好走馬を出しているのは日経新春杯【3.0.3.17】連対率13.0%のみである。
 前走有馬記念組の成績を詳しく見ると、この組が2頭以上が出走していた5回はいずれも1頭以上が馬券に絡み、05年以外は2着以内。ただ、有馬記念での順番通りや、今回の人気通りに決まるとは限らない点には注意が必要だ。
 逆に1頭しか出走がなかった5回では、10年前にナリタトップロードの優勝があるのみで、他の4回は4着以下。03年のノーリーズンや06年デルタブルース、08年ウオッカは2~3番人気に推されながら馬券圏外に敗れ去っている。

【前走有馬記念組の成績(過去10年)】
馬名 京都記念
人気
京都記念
着順
有馬記念
人気
有馬記念
着順
02 ナリタトップロード 3 1 4 10
03 ノーリーズン 2 5 6 6
04 ファストタテヤマ 6 5 11 10
05 ヒシミラクル 5 3 6 14
ダイタクバートラム 3 8 5 4
シルクフェイマス 1 10 9 3
06 デルタブルース 3 5 3 11
07 ポップロック 1 2 6 2
トウショウナイト 3 3 10 7
スウィフトカレント 5 5 11 12
08 ウオッカ 2 6 3 11
09 アサクサキングス 3 1 9 14
カワカミプリンセス 2 4 6 7
10 ブエナビスタ 1 1 1 2
ドリームジャーニー 2 3 2 1
11 トゥザグローリー 1 1 14 3
メイショウベルーガ 5 2 9 12
ダノンシャンティ 3 4 10 9
オウケンブルースリ 4 7 8 11

第46回 共同通信杯(G3)

2月12日(日) 東京競馬場 芝1800m

 クラシックの登竜門といわれている共同通信杯。日本ダービーと同じ東京競馬場で行われるため、東京コースを経験させるために、強豪馬が出走するケースが多く、ハイレベルなレースが繰り広げられている。歴代の優勝馬には著名な馬が多く、ミスターシービー(83年)やナリタブライアン(94年)の三冠馬を輩出している。また、76年のテンポイント、98年のエルコンドルパサーなど、歴史的名馬も勝利している。だが、ここ10年の優勝馬から後にG1を制したのは06年のアドマイヤムーンのみで、若干レベルの低下が心配されている。そんな共同通信杯の過去10年のデータを検証する。
2010年9月京成杯オータムH(G3)

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Check1勝つのは1~4番人気

 1番人気は【4.2.1.3】で複勝率が7割で、わりと信頼できる。1着馬は10頭中9頭が1~4番人気で、人気薄が勝つケースはほとんどない。5番人気は勝ち星こそないが、2着4回3着2回で好走確率が高い。9、10、11番人気がそれぞれ1度ずつ3着に来ており、ヒモ穴注意!

【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1 4-2-1-3 40.0% 60.0% 70.0%
2 1-2-0-7 10.0% 30.0% 30.0%
3 3-0-1-6 30.0% 30.0% 40.0%
4 1-0-2-7 10.0% 10.0% 30.0%
5 0-4-2-4 0.0% 40.0% 60.0%
6 1-1-1-7 10.0% 20.0% 30.0%
7 0-1-0-9 0.0% 10.0% 10.0%
8 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
9 0-0-1-9 0.0% 0.0% 10.0%
10~ 0-0-2-30 0.0% 0.0% 6.3%

Check2重賞かホープフルS組が強い

 前走のレース別成績では、シンザン記念が【1.1.3.2】で複勝率が7割を超え、好走確率が高い。2歳の12月に行われる重賞、朝日杯FSやラジオNIKKEI杯2歳Sも複勝率が4割以上で信頼できる。重賞以外だと、オープン特別のホープフルSが【1.1.2.3】で複勝率57.1%と高い数字を残している。新馬や未勝利はほぼ全滅で、500万下クラスも2勝しているが、複勝率が18.8%と好走確率は高くない。

【主な前走のレース別成績(過去10年)】
前走レース名 成績 勝率 連対率 複勝率
500万下(特別含む) 2-2-2-26 6.3% 12.5% 18.8%
朝日杯FS 2-2-1-6 18.2% 36.4% 45.5%
ラジオNIKKEI杯2歳S 2-1-0-4 28.5% 42.9% 42.9%
シンザン記念 1-1-3-2 14.3% 28.6% 71.4%
ホープフルS 1-1-2-3 14.3% 28.6% 57.1%
ジュニアC 1-1-0-7 11.1% 22.2% 22.2%
若駒S 1-1-0-4 16.7% 33.3% 33.3%
京成杯 0-1-0-10 0.0% 9.1% 9.1%
東京スポーツ杯2歳S 0-0-1-1 0.0% 0.0% 50.0%
未勝利 0-0-1-10 0.0% 0.0% 9.1%
新馬 0-0-0-6 0.0% 0.0% 0.0%

Check3前走凡走からの巻き返しはない

 このレースは前走の着順が重要だ。前走6着以下から巻き返した例はわずかに1頭。11年のディープサウンドが、ホープフルS10着(1番人気)から3着に好走した。前走3~5着から好走した馬は12頭いるが、重賞以外は2頭。03年の若駒S4着のラントゥザフリーズが1着、08年のマイネルスターリーがつばき賞(500万下)5着から3着。狙いは前走で連対しているか、重賞で3~5着の馬だ

【前走の着順別成績(過去10年)】
前走の着順 成績 勝率 連対率 複勝率
1着 4-5-3-39 7.8% 17.6% 23.5%
2着 4-1-0-7 33.3% 41.7% 41.7%
3着 1-2-3-2 12.5% 37.5% 75.0%
4着 1-1-2-8 8.3% 16.7% 33.3%
5着 0-1-1-5 0.0% 14.3% 28.6%
6~9着 0-0-0-21 0.0% 0.0% 0.0%
10着~ 0-0-1-10 0.0% 0.0% 9.1%

Check4キャリア4戦以上が安定している

 キャリア別の成績は、比較的レース数をこなしている馬が好成績を残している。キャリア1戦の馬は5頭すべてが馬券圏外。キャリア2、3戦は複勝率が17%台とイマイチで、1番人気に支持された08年のサダムイダテンが5着、11年のダノンバラードが9着に敗れている。キャリア4戦は5勝で最多勝利、複勝率も40%と安定している。キャリア5、7戦も複勝率が30%を超えており、結果を残している。

【キャリア別の成績(過去10年)】
キャリア 成績 勝率 連対率 複勝率
1戦 0-0-0-5 0.0% 0.0% 0.0%
2戦 0-1-2-14 0.0% 5.9% 17.6%
3戦 3-1-0-19 13.0% 17.4% 17.4%
4戦 5-2-3-15 20.0% 28.0% 40.0%
5戦 0-4-2-12 0.0% 22.2% 33.3%
6戦 1-0-1-10 8.3% 8.3% 16.7%
7戦 1-1-2-9 7.7% 15.4% 30.8%
8戦 0-0-0-2 0.0% 0.0% 0.0%
9戦 0-1-0-3 0.0% 25.0% 25.0%
10戦~ 0-0-0-3 0.0% 0.0% 0.0%

第47回 デイリー杯クイーンカップ(G3)

2月11日(土) 東京競馬場 芝1600m

 東京競馬場の芝1600mで行われるため、1600mのG1桜花賞と、東京競馬場で開催されるG1オークスを目標とする実力馬が数多く出走するクイーンカップ。そのため、例年レベルの高いレースが繰り広げられている。過去10年の勝ち馬からは、04年のダイワエルシエーロがオークスを制覇、08年のリトルアマポーラはエリザベス女王杯を勝利、また06年のコイウタは翌年のヴィクトリアマイルを勝っている。さらに03年のチューニーはオークス2着、11年のホエールキャプチャはその年の牝馬限定G1すべてで優勝争いに加わった。毎年のように強豪馬を輩出しているクイーンカップの傾向を、過去10年のデータから占う。
2010年9月朝日チャレンジC(G3)

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Check31着は上位人気、2着は穴人気

 1番人気は【6.1.0.3】と高いレベルで安定している。2番人気も【2.1.3.4】で悪くない。1、2番人気が揃って連対を外したことはない。1着馬は1~4番がすべてを占めているが、2着馬は10頭中7頭が5番人気以下で人気薄がよく来る。ちなみに3着馬は2、4番人気が10頭中7頭。

【人気別成績(過去10年)】
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1 6-1-0-3 60.0% 70.0% 70.0%
2 2-1-3-4 20.0% 30.0% 60.0%
3 1-1-0-8 10.0% 20.0% 20.0%
4 1-0-4-5 10.0% 10.0% 50.0%
5 0-1-1-8 0.0% 10.0% 20.0%
6 0-2-0-8 0.0% 20.0% 20.0%
7 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
8 0-1-1-8 0.0% 10.0% 20.0%
9 0-0-0-10 0.0% 0.0% 0.0%
10~ 0-3-1-66 0.0% 4.3% 5.7%

Check2京成杯組が出走してきたら要注意

 前走は菜の花賞組が最多の6連対で、複勝率が26.1%とまずまず。阪神JF組はさすがにG1だけあって【1.2.2.11】と複勝率が31.3%と高い。フェアリーS組は【1.0.2.12】で連対率が6.7%と、それほど好走確率は高くない。京成杯はサンプル数が2頭と少ないが、05年のジョウノビクトリアが2着で、08年のリトルアマポーラが1着と、パーフェクト

【主な前走のレース別成績(過去10年)】
前走レース名 成績 勝率 連対率 複勝率
菜の花賞 4-2-0-17 17.4% 26.1% 26.1%
阪神JF 1-2-2-11 6.3% 18.8% 31.3%
京成杯 1-1-0-0 50.0% 100.0% 100.0%
フェアリーS 1-0-2-12 6.7% 6.7% 20.0%
紅梅S 1-0-0-4 20.0% 20.0% 20.0%
赤松賞(500万下) 1-0-0-0 100.0% 100.0% 100.0%
シンザン記念 1-0-0-0 100.0% 100.0% 100.0%
新馬 0-2-2-13 0.0% 11.8% 23.5%
ひいらぎ賞(500万下) 0-1-0-2 0.0% 33.3% 33.3%
エルフィンS 0-1-0-3 0.0% 25.0% 25.0%
クリスマスS 0-1-0-1 0.0% 50.0% 50.0%
ベゴニア賞(500万下) 0-0-1-1 0.0% 0.0% 50.0%
ジュニアC 0-0-1-1 0.0% 0.0% 50.0%
若菜賞(500万下) 0-0-1-3 0.0% 0.0% 25.0%
京王杯2歳S 0-0-1-1 0.0% 0.0% 50.0%

Check3クラスの壁が結構高い

 3歳の2月という早い時期に行われるクイーンCだが、前走の格はわりと重要だ。前走のクラス別の成績では、下級条件組が結果を残すことができていない。前走未勝利は18頭すべてが着外で、500万下も複勝率11.4%とイマイチ、新馬は【0.2.2.13】で勝ち馬ゼロ。好走馬を多く輩出しているのは、前走がオープン特別や重賞だった馬だ

【前走のクラス別成績(過去10年)】
前走クラス 成績 勝率 連対率 複勝率
新馬 0-2-2-13 0.0% 11.8% 23.5%
未勝利 0-0-0-18 0.0% 0.0% 0.0%
500万下 2-1-2-39 4.5% 6.8% 11.4%
オープン特別 4-4-1-31 10.0% 20.0% 22.5%
G3 3-1-2-12 16.7% 22.2% 33.3%
G2 0-0-1-1 0.0% 0.0% 50.0%
G1 1-2-2-11 6.3% 18.8% 31.3%

Check4前走は同距離のマイルが強い

 東京競馬場の芝1600mを乗り切るには、スピードだけではなくスタミナも必要であり、長めの距離の経験が重要とよく言われる。だが、クイーンC前走の距離別成績では、必ずしもそうではないようだ。前走1800mからの距離短縮組は6頭すべてが凡走に終わっている。前走2000mだった馬は5頭おり、そのうち2頭が馬券圏内で、いずれも京成杯。安定しているのはクイーンCと同じ前走1600mで【7.7.7.58】と好走馬の7割を占める。前走1200mや1400mからの距離延長組は苦戦の傾向にある。

【前走の距離別成績(過去10年)】
前走距離 成績 勝率 連対率 複勝率
1200m 0-2-2-32 0.0% 5.6% 11.1%
1300m 0-0-0-1 0.0% 0.0% 0.0%
1400m 2-0-1-29 6.3% 6.3% 9.4%
1600m 7-7-7-58 8.9% 17.7% 26.6%
1800m 0-0-0-6 0.0% 0.0% 0.0%
2000m 1-1-0-3 20.0% 40.0% 40.0%