競馬ブックコーナー

早朝の死角

	・ザッツザプレンティ種牡馬に		・矢野進調教師がＪＲＡ500勝を達成
	・横山典騎手11,000回騎乗		・北沢騎手骨折
	・騎手の所属変更		・Ｋダービーは大穴


ザッツザプレンティ種牡馬に

	03年の菊花賞を制覇し、同年のジャパンＣで２着入線を果たしたザッツザプレンティ（牡５歳、栗東・橋口厩舎）は春の天皇賞に出走（10着）した後、右前屈腱炎を再発していることが明らかとなったため、現役を引退して種牡馬入りすることになった。繋養先については未定だが、６日付でＪＲＡの競走馬登録を抹消され、翌７日、山元トレセンに移動している。　同馬はダンスインザダーク産駒（母バブルプロスペクター、母の父ミスワキ）で、03年の菊花賞が父にとっての初めてのＧ１タイトル。ＪＲＡで通算16戦３勝の成績を残し、重賞では他に02年ラジオたんぱ杯２歳Ｓ（Ｇ３）で勝利を挙げた。

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矢野進調教師がＪＲＡ500勝を達成

	８日の新潟競馬第３Ｒでローレルシードが１着となり、同馬を管理する矢野進調教師（67歳、美浦）は、5057戦目でＪＲＡ通算500勝を達成した。これは中央競馬史上97人目、現役では22人目となる。この中には天皇賞・秋、安田記念（いずれもギャロップダイナ）、朝日杯３歳Ｓ（スクラムダイナ）など重賞での35勝が含まれている。　矢野進師　500勝に到達するまで、少し時間がかかってしまったかな、という感もありますが、これも私ひとりで成し遂げられるものではなく、スタッフ一同の努力の結晶によるものだと思っています。また、馬主の方々に支えられてここまでくることができました。そして何より自分の厩舎の若い（水出大介）騎手で節目の勝ち星を挙げられたことが大変嬉しいです。これからもひとつでも多く勝ち星を積み重ねられるよう頑張ります。今後もご支援のほど、よろしくお願いします。

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横山典騎手11,000回騎乗

	横山典弘騎手（37歳、美浦・フリー）は７日、東京競馬第７Ｒでトミケンラピッドに騎乗しＪＲＡ通算11,000回騎乗を達成した。これは史上12人目、現役では５人目となる。

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北沢騎手骨折

	８日の京都競馬第４Ｒ障害戦でエイユーフォーラムに騎乗し、最終障害で落馬した北沢伸也騎手（33歳、栗東・フリー）は右鎖骨々折と診断された。

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騎手の所属変更

	フリーの宇田登志夫騎手（24歳）が、５月４日付で栗東の福島勝厩舎所属になった。

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Ｋダービーは大穴

	今年で131回目を迎えたケンタッキーダービーは５月７日、米国ケンタッキー州のチャーチルダウンズ競馬場で行われた。今年から賞金総額が200万に倍増、良馬場の20頭立てを制したのは伏兵ジャコモ。前半４ハロン45秒38のハイペースを後方につけ、直線でバラけた馬群を抜け出し、２着のクロージングアーギュメントに１／２馬身差をつけた。更に１／２馬身遅れの３着に２番人気アフリートアレックス。ジャコモは父ホーリーブルのケンタッキー産の芦毛馬。単勝51.3倍は同レース史上２番目の大穴だった。なお、人気のベラミーロードは７着に敗れている。

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